【お知らせ】冊子「RCE北海道道央圏からお届けするSDGsの要素と実践」を発行しました

冊子:RCE北海道道央圏がお届けするSDGsの要素と実践

 2019年3月末、RCE北海道道央圏協議会は、SDGs(国連 持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の取り組みに欠かせない要素と北海道道央圏におけるSDGsの実践を国内外に発信するツールとして、冊子「RCE北海道道央圏がお届けするSDGsの要素と実践」を発行しました。B5判24ページ、日英併記で1500部作製しました。

2015年の国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に、掲載された世界共通目標となるSDGs。2016年12月には日本政府による『SDGs実施指針』が発表されるなど、行政、企業、市民団体なと様々な組織によるSDGsに関わる活動が活発化しています。その一方で、 「SDGsは複雑で分かり難い」「結局、何をしたら良いかわからない」「行政が進めればよいもの」といった声も聞かれます。 さらには「SDGsウォッシュ(=見せかけ)」といった問題も指摘され始めています。

そこで今回、持続可能な開発を進めるRCE北海道道央圏の会員組織にアンケートを実施し、【SDGsに欠かせない要素】の抽出を試みました。抽出方法は、国内外のSDGsに関わる取り組みを進める組織、個人との意見交換、ヒアリング等を通じ、SDGs貢献のためのポイントとなる以下の3つの質問を投げかけることで行いました。

  1. 問題解決のために大切なこと(質問の意図:SDGsは持続可能な開発を実現するための課題設定でもあるため)
  2. 「取り残されている存在」とは(質問の意図: 2030アジェンダの理念「だれ一人取り残されない」に真摯に向き合うことが大切であるため)
  3. 誰でもできるSDGsへの貢献(質問の意図: 一人ひとりが取り組むことが目標達成のカギとなるため)

アンケート結果から、回答数が多かった言葉を3段階のレベルに分け、視覚的にその重要度が分かるように表現しました。さらに、北海道道央圏におけるSDGsへの貢献の一端を知っていただけるよう、48の会員組織の活動をご紹介しています。

今後は、完成した冊子をもとに、SDGsの「要素」と「実践」について丁寧に考える場を設けながら、持続可能な開発に向けた協働を促進していく仕掛けを作っていきたいと考えています。

※冊子自体はイベント等で配布する予定です。

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