11月29日(木)、札幌学院大学で開催された「FDSD合同研究会」において、本協議会よりSDGsに関してお話をさせていただきました。テーマは「札幌学院大学がSDGsに取り組む意義~SDGs=SGUの理念?」。同大学では、理念として、以下の4項目を挙げられています。
<札幌学院大学 理念>
自律 自律する力を育てる大学
人権 人権を尊重する大学
共生 地域と共生する大学
協働 構成員で創りあげる大学
特に、SDGsを中核とする「我々の世界を変革する 持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中でも触れられているように、SDGsの基本原則には「人権」が掲げられています。また、「協働」もSDGs達成には欠かせないものとしてゴール17に据えられているなど、同大学の理念にはSDGsの要素がきちんと含まれていることに注目し、教職員の方々に、SDGsを意識することで、一層、大学の理念に基づいた教育、運営がなされるのではないかと投げかけさせていただきました。また同大学ではすでに、SDGsの理念である「誰ひとり取り残さない」を実現する様々な取り組みが進んでおり、広くその活動を発信してほしいとお伝えしました。
質疑応答の時間には、「職員や教員一人ひとりが当事者意識を持って、SDGsに取り組むために、何か良い方法はあるか。」との質問を頂き、「誰ひとり取り残さない」ためにどんな取り組みをしているのかを考え、共有する機会を定期的に設けることをご提案しました。他にも、北海道は他の都府県に比べてSDGsに対する認知度が高いのか、RCEとは一体どのような組織であるのか、などのご質問を頂きました。いくつもご質問をいただき、こちらにとっても有意義な機会となりました。
今回お邪魔した様子を同大学のHPにて掲載していただきましたので以下にご紹介しておきます。
RCE北海道道央圏協議会の有坂美紀氏を講師にお招きし、FDSD合同研究会を開催しました
ありがとうございました。
(文責:事務局長 有坂美紀)